令和元年10月26日(土)朝6時55分に3番目の子ども(3500g)が自宅出産で生まれました。
父としての心境とその変化のログとしてブログします。
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「きっと、土日祝日に生まれるわ。」と奥さん。
忙しい時期の会社に相談して出産1週間前から沖縄に戻り、
出産に備えた時間を過ごさせてもらいました。
奥さんが土日に生まれると豪語するので、
金曜日の夜に出産準備を念入りに行った後、
最後の晩餐でお肉を焼きました。
土曜日の朝早く、
奥さんから「破水したかも」と声をかけられ、
その後2時間超で3番目の子どもが生まれました。
今回は自宅出産でした。
産前はヒプノバーシングを使って準備を進めたのですが、
結果として、助産師さんから「大安産」と言ってもらうようなお産でした。
生まれる瞬間は長女と長男がママにつきそう理想に叶うもので、
奥さんも、感動で涙するほどでした。
3番目の赤ちゃんは女の子です。
3番目の赤ちゃん(次女)が生まれて思ったこと
次女が生まれてすぐに思ったのは、
一つの輪になり私もその一員になり楽しむ。
ということでした。
1番目(長女)が生まれた時は父親としてしっかりしなくてはと考え、
よりいっそう仕事を頑張ろうと思いました。
2番目(長男)が生まれた時は家族にとっての父として、
健康体でいて家族の安心の象徴でいたいと思いました。
今回、
3番目(次女)が産まれて、
奥さんや子ども達に混じって自分も楽しみたいと思いました。
子どもが増えるたびに父親としての責任を果たさなくては、
と背伸びした上から目線が、
子ども達と同じ目線に降りてこれた感覚です。
3人の子どもの誰よりも人生や日常を楽しんでいる私でいることや、
そこに子どもを巻き込んだり、子どもの楽しさに巻き込まれたりすることで、
結果として子どもや家族が育っていけたら良いのかな。と思っています。
私も奥さんも3人兄弟なので、
どこか無意識に子どもは3人と夫婦間で一致していました。
3回のお産という経験も、
奥さんが経験したかったことも得られたようです。
一人目で自然分娩にチャレンジして、
二人目でヒプノパーシングに取り組み、
3人目で自宅出産を実現し、
出産直後に涙とともに「やり切った」と一言もらすことができました。
ということで、
これにて「完成」とします。
私と奥さんと子どもたちという家族は、
これにて完成として、
ここからはこの幸せを味わっていきたいと思います。
落ち着いて集中できた幸せなお産
今回の出産は、奥さん、私、長女が体験者だったので、
不安やスリルはありませんでした。
朝の5時頃破水してから、
助産師さんが到着するまで30分、
子どもたちは部屋を入ったり出たりしながら、
奥さんは練習を重ねたリラックススタイルで、
ヒプノパーシングでいうディープニングを行います。
簡単に言うと呼吸を整えながら集中力を高めていくプロセスに入る。ということです。
そこから2時間超、
朝の6時55分に奥さんの美しい喘ぎ声とともに、次女が生まれてきました。
奥さんは最後まで力まず、
子宮波が押し寄せると仰向けの状態で体を上にゆっくり突き上げられるように、
逆らわずお産の瞬間に向かっているように見えました。
長女5歳と長男2歳は奥さんに波が来るたびに部屋にやってきて、
波が引くとリビングに戻るというスタイルで、
出産の瞬間は母親の頭に手を置きながら真剣な目でそこにいました。
強い波が始まってから20分ほどで赤ちゃんが誕生し、
その瞬間はやはりこみ上げるものがあり身体全体がビリビリと痺れました。
奥さんはこうと決めたら突き通したい人で、
今回はどうしてもヒプノバーシングを実践したいから、
大きな波が来るまでは夫と私の二人きりにしてほしい。
と助産師さんにお願いしていました。
自宅出産に向けて検診や打ち合わせを重ねるのですが、
奥さんのことをよくよく理解してくれ、
出産当日は夫婦で準備してきた
気持ちを落ち着かせたり、意識を集中するプロセスを実践することができました。
信頼して見守ってくれて出産の瞬間はリードしてくれた助産師のみなさんによって、
幸せなお産ができたと、今振り返りながら思います。
感謝ばかりこみ上げてきます。
次女はどんな人なのだろうか?と今から楽しみ
家訓の一つにスピリチュアルをいれる我が家は、
出産前に奥さんが胎話師という方にお願いをして、
赤ちゃんがどんな人なのか対話をしてみました。
細かいことは忘れてしまったのですが、
今回の赤ちゃんはすごくかわいい性格らしいです。
そして、夫婦が本来してほしかった子育てをすることで、
自分たちの気持ちを取り戻すために生まれてくるところもある。
という感じでした。
長女は自分の思ったことはしっかり実現したい、
アートや音楽に興味が高い人で、
長男は落ち着いていて愛嬌があるけど、
泣き虫で感性が豊かな人だと思います。
果たして、次女はどんな性格なのか。
一緒に年月を過ごすのが楽しみです。
長女も長男もかわいいかわいいと、
お世話なのかタックルなのかと疑問は残すものの、
今から可愛がられているようです。
また、その光景が幸せを感じさせてくれます。
2番目の長男が生まれた後ここまで大変かと思いましたが、
3番目もある程度は覚悟しながら楽しめたらと思っています。
3番目の次女の名前は、
音(読み)は長女の愛子のインスピレーションで「まな」、
漢字は奥さんが外部の協力を得ながら吟味し「麻愛」
最後は生まれて顔を見た瞬間に私がしっくりきたので、
この名前にすることにしました。
===ご紹介===
今回、お世話になった助産師の板垣さん「むすびや」
長女誕生の時の記事:自然分娩での出産で、第一子を授かりました。
長男誕生の時の記事:ヒプノバーシングで第二子が生まれました。
助産師の板垣さんがラジオで我が家の出産の様子をお話しくださいました。
5分30秒〜12分あたりになります。
ぜひ、ご覧ください♪