神奈川県相模原市の藤野という地域に引っ越しました。

神奈川県の藤野の暮らし

こんにちは。
お知り合いの皆さま。

沖縄から、
神奈川県相模原市にある
藤野に引っ越しました。
(2021年4月です。)

結婚して、子どもを授かって、
腰を落ち着かせて生活をするようになり、
なんやかんやで8年間。
沖縄にお世話になりました。

車でホイっと海にいけるそれは、
湿気や強すぎる日差しをのぞくと、
日本語が使える最高の楽園でした。

大きな自然を次々と感じながら、
人生でも最良の時間を
過ごさせてもらいました。

沖縄では、
3人の子どもを授かることができ、
良い家とのご縁にも恵まれました。

きっと、これが幸せと呼ばれるものなのだろうと、
感じた思い出がたくさんあります。

子どもらと映画を見ながら酔っ払っている時だったり、
夜、寝ている家族の間に滑り込む時や、
朝、ベランダで遠くを眺める時など。

将来こんなシーンたちを思い出すのだと、
もう懐かしい気分です。

沖縄での生活はいわば自分と奥さんのわがままの象徴で、
親兄弟、仕事仲間に支えてもらった実感があります。

温かい地域にいたい、
自由気ままに過ごしたいという
純粋な気持ちと、

必要以上に感じた実家の責任から距離を置くことや、
家族の感覚と仕事の感覚とを別にしておきたいなど、
向き合いきれない感情がゆえの選択でもあった気がします。

その向き合いが完了したわけではなく、
長女の小学校入学をキッカケに、
東京からほど近い藤野で暮らしを始めようと思います。

目次

私たち家族が藤野で取り組む暮らし

私たち家族が神奈川の藤野で
新しく加えるコンテンツは以下です。

  1. シュタイナー
  2. 山暮らし
  3. 一軒家暮らし

1、シュタイナー

長女が入学するのはシュタイナー学園です。
長男、次女もシュタイナーの保育園に通います。

シュタイナーはドイツで始まった12年間一貫教育の学校で、
教科書がない、テレビを見ないなどがキャッチですが、
その本質は人の発達段階に適切なコンテンツを集中させる事が特徴です。

先生とクラスのお友だちが一緒に繰り上がるのも、
他の学校との違いで少しドキドキします。

シュタイナーを最初に家族に受け入れた妻は、
ライアーという楽器が大好きで取り組んでいるので、
藤野に住んでからは我が家に音の豊かさが増えることを期待しています。

音楽に無縁の人生を送ってきた私も、
ここぞとばかりに調子に乗って、
歌かギターに挑戦してみたいです。

ちなみに学校選びは日本全国を対象に探しました。
シュタイナーを基軸にはしましたが、
色々な学校の説明会に参加して楽しかったです。(疲れましたがw)

特に、
横浜のシュタイナーの先生の「美しさ」のお話し、
京田辺のシュタイナーの数学の先生の「数学は宇宙を理解するツール」の授業、
吉祥寺の明星学園のコンテンツの多様性を感じる校風は、
色々、拝見した学校の中でも素晴らしかったです。

スプレッドシートに相見積もりのように、
各々の特徴を書き出した表を作り比較しました。

比較表の項目は以下です。

比較した項目項目の内容
教育コンテンツ宿題の有無、テストの有無、授業形式、芸術系教育の量、動画コンテンツの扱いなど
先生・インストラクターご年齢、お人柄、学校の採用力、先生方の定着性など
校舎校庭の大きさ、校舎の大きさ、築年数、装飾など
校舎の立地騒音、安全性(近くの道路や川)、災害マップの確認、過去の事件など
暮らしのイメージ公園、生活をサポートしてくれる人、休日の過ごし方など
居住地域自然との距離、買い物エリアとの距離、外食の充実、家の種類と数など
父(私)の仕事東京にある会社とのバランス
家賃想定生活と家賃のバランス

夫婦で自分たちや子どもたちの理想に照らし合わせて、
恐縮ながら点数を付けさせてもらい、
総合点が高かった2校に絞り込み。

最終的にはその2校がある街で家族で短期的な生活をしてみました。

その中で藤野の方々にご縁いただき、
色々とお世話いただき感謝の中で、
藤野のシュタイナー学園に長女の入学を決めることにしました。

2、山暮らし

相模湖を取り囲むように住宅街があるので、
家のある場所は街中というよりは集落という感覚です。

お試しに宿泊した藤野にあるエアビーは、
薪ストーブや囲炉裏がある古民家でした。

火遊び大好き族(又の名を炙り部)と呼ばれる友人たちがいまして、
すぐに彼ら家族を誘い、囲炉裏(いろり)で炭に火をつけて、
焼いたり、沸かしたり、焦がしたりと楽しみました。

大人は味と匂いの強い肉や魚を炙り、
生野菜をガリガリやって、
子どもはマシュマロを永遠にやるという。
素敵な時間を過ごせて幸せでした。

ここ藤野はアーティスが多い地域であったり、
地域通過がうまく回っている地域であったりと、
よい環境というイメージが強いですが、

実際に住んでみればきっと、
その土地なりの洗礼を受けるだろうと覚悟しています。

しかしここはポジティブに、遠くに眺める山々、きれいな水、美味しい空気、
そこに暮らす人々との関わりなどを楽しめたらと思っています。

要するに環境にとらわれず、
積極的に山暮らしやこの地域での暮らしを、
味わっていければと考えています。

3、一軒家暮らし

私も奥さんも一軒家の実家で暮らしてきたので、
いつかは一軒家でと思ってきましたが、
藤野での生活はいよいよ一軒家です。

古くて決して理想とは言えませんが、
映画のトトロのオープンニングで、
お父さんと子どもと近所のおばあちゃんが、
楽しそうに力を合わせて作る幸せを、
僕らも体験できたらと期待しています。

その幸せの延長線上に理想と思い描いている、
木の香りが止まらない部屋数が少ない広い家を、
見つけるか作るかしたいと思っています。

と言いつつ、
実際の引っ越しは引っ越し業者さんにガッツリ外注し、
お友達に3週間ほどサポートに来ていただくなど、
人の力を借りてなんとか成立させるという。。
トトロとはほど遠い世界観になりました。

でも、これが現代の素敵な私たち家族の物語なのだと、
変な確信を感じつつこの土地でも生活をスタートさせていければと思います。

何もしないで楽しかった沖縄と、積極的に楽しもうの相模原の生活意識

この状態で、
我が家は関東の田舎暮らしに入ります。

海の沖縄から、
山の相模湖と、
大きな変化をつけますが、
次の豊かさにワクワクドキドキしています。

沖縄の開放感から離れることに、
少し残念さも感じています。

今までは、
自由な選択肢を日常に散らばせることを大切にし、
贅沢な体験をたくさんさせてもらいました。

これからは、
積極的に生活を作っていきたいと思っています。

まずはインフラです。
藤野の皆さんにお世話になり、
賃貸を家をご紹介いただきました。
このお家で一つ一つ充実を積み上げていければと思います。

次にリズムです。
長女は初めての小学校。
長男はお姉ちゃんがいない一人での保育園。
次女は初めてママから離れる保育園。

私も会社までの通勤が大変なので、
東京で数泊するなど考えています。

それらを俯瞰してみながら、
家庭を作っていく奥さん。

とにかく、早く環境を整えて、
家族一人一人のリズムを作りたいと思っています。

そして、最後に充実です。
私個人としてはお酒。
各種、好きなお酒を買い貯めて参ります。
肉と魚の低温調理に合わせながら楽しみます。
余裕が生まれれば燻製にもチャレンジしたいです。
友人が来るときはしっぽり炙りも楽しめればと思っています。

さっそく、Amazonと近所のホームセンターで、
七輪、炭、ベンチ、など買い揃えました。

奥さんは楽器やシュタイナー教育が楽しみなようです。
早く、奥さんのライアーをききながら、
お茶やお酒を楽しむ日を作りたいです。

子供たちにもそれぞれの充実があるとは思いますが、
家族で自然に体当たりもしてみたいとも思っています。

まずは簡単な登山や、ちょこっとした川遊びなど、
できればその道に長けている方にリードしてもらい、
新鮮な空気や力あふれる野菜などに囲まれることができたら嬉しいと思っています。

沖縄の家と違い、
寒い寒いと布団から出られずの私たちですが、
藤野の生活になれたころ、
何か、皆さんと楽しめることができたらなぁと思っています。

改めまして、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

神奈川県の藤野の暮らし

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