「あなたは悪くない。」と言いたいけど、回りくどくやるとこうなりました。

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海外旅行でなんか負けてる感を感じた。

去年、ハワイ旅行に行った時の話です。
生まれたての娘と奥さんと何時間も飛行機に乗って、
常夏で空気が軽くて幸せなハワイに行きました。

そこで感じた小話しを少しさせていただきます。

僕は英語が話せません。
中学、高校、大学と、そこまで勉強しなくても、
先生と仲良くしていれば進学できるエスカレーター学校だったので、
中学、高校で勉強すべき知識があまり高くないです。

特に、英語が、、
全く、、できない。。

その代わりに僕が手に入れたのは、
気配りと愛想と笑顔です(チョリッス)

ここ5年くらいかな。
Google翻訳を使い始めてからは、
メールのやり取りでの英語は楽になりましたが、

実際に、ハワイで欧米人を目の前にして、
話し始めると、もう、

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L2″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”.”]英語も話せないのに、ここまで来ちゃってごめんなさい。[/speech_bubble]

みたいな気持ちが自然と湧いてきてしまって、、
なんか、みじめな気持ちになってしまうことがありました。

しかも、心の反対側に、

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L2″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”.”]金は持ってきたんだ![/speech_bubble]

みたいな、意味の分からない強がりを、
小さく持ってみたりして、、

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L2″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”.”]ちがう!ちがわい!
俺はもっとこう、
ハッスル楽しみにきたんじゃい!![/speech_bubble]

と、

己の弱さを見つめたり、
こういう葛藤をしにワイハまで来たんとちゃうわ!(本当は標準語で思いました。)
など、こねくり回して、数分後に夫婦喧嘩を始めたりしました。(奥さん、ごめんなさい。)

この「負けてる感」実は日本にいる時も感じてました。

このハワイにいる時に、
金髪で青い目をした人たちに勝手に感じていた、
劣等感というか、負けてる感というか、
そういう居心地の悪さなんですが、

実は、数年前、日本にいる時も感じてました。
しかもずっと、10年くらい。
疲れちゃいますよ。ホント。。

お父さんに仕事を頑張ってもらって、
そのお金で大学まで行かせてもらい、
ある程度の名前が通ってる会社から内定をもらって、

「あぁ、僕はここで働いて、そして、数十年後に部長になって、、」

もうダメでしたね。
僕みたいに、我慢のきかない人間は、
この時点でドロップアウトでした。

「無理でしょ。多分、俺、一週間が限界だ。。」

その証拠に、
一週間のインターンシップでその会社に限界を感じ、
内定を辞退したのが現実でした。

ちなみにもう一社内定をもらいました。
こちらも、名の通ってる会社です。

でも、、、やっぱり無理でした。
夜の営業とか、理解できなかったのです。。

僕はそんな経緯でちゃんとした就職経験が一度もありません。
とほほ。

上の世代の方々がおっしゃる。
典型的なダメな若者でしょうか。

そんなこんなで、
自分にある程度自信があったはずの僕は、
20代のほとんどを、

経済的にかなり微妙な感じで過ごしたわけです。
その結果、

同年代の友達よりも収入が低いということから、
社会に対する引け目というか、負けてる感を持ち始めたのです。

幸せになりたいだけ。と言いながら、途方に暮れる。

20代の経済的にしんどかった時代。
色んな仕事をしました。

・カフェのアルバイト
・レストランウェディングのアルバイト
・チラシ製作
・名刺製作
・ホームページ製作の一部
・DVD製作のディレクション
・コーチング
・企業研修のコンテンツ製作
・企業研修の講師
・秘書
・メルマガライター
などなど。

生活費をナントカする仕事には、
あまり時間を使いたくなかったので、
月収20万円まで持ってくるのが本当に大変でした。
(というより、月収20万円ありませんでした。。)
(ってか、多分、仕事になってませんでしたね。。汗)

この状況って、
それはそれは不安な状況なんです。

  • その仕事をして何になるのか?
  • その仕事をしていて、本当に幸せなのか?
  • その仕事はしていると、何か本当にいい感じの方向にいくのか?

そういうことが本当に分からなくて、
もがいたな〜。もがいたな〜って時期でした。

この時期に、
お金について過敏に反応する癖
体に染み込ませてしまったのかもしれません。

何やってんだか。
今なら分かります。
本当はそういう葛藤がしたくて、
わざわざ、お金や人間関係で困りたかっただけなんだって。

まぁ、若さゆえともいえるでしょう。

ドロップアウターが感じる負けてる感。

ドロップアウトという言葉を知っていますか?
ググってみました。

すると、これが出てきます。

《名・ス自》
組織・社会などから落ちこぼれ(反体制的な行動をと)ること。脱落。

僕のイメージする具体的なドロップアウトはこんな感じです。

  • 不登校(みんな登校するけど、登校しない)
  • 引きこもり(みんな週5くらいは家からでるけど、週6くらい家にいる)
  • 鬱で退職(みんな定年まで働くけど、会社に行けなくなって辞めた)
  • シングルマザー(みんな離婚しないけど、離婚して子ども育ててる)
  • 障害者(みんな五体満足だけど、何かしら不便を持っている)
  • 倒産(みんな会社うまくいって社員を幸せにしてるけど、失敗した)
  • 自己破産(みんなしっかり返済するけど、諦めてチャラにした)
  • ニート(みんな月金で会社行くけど、家でよろくやってる)

こんなのもあります。

  • 退職(絶えれなかった)
  • 思った学校に進学できなかった(能力が足りなかった)
  • 勝てなかった(努力が足りなかった)
  • 泣き崩れた(保てなかった)
  • 飲みすぎた(普段、ストレスを抱えすぎた)
  • 吃った(言いたいことを言えてなかった)
  • ビジネスが上手くいかなった(ただ、バカだった)

この後半の部分は、
僕の実際のやつですが、、、

こういうことに近いやつを、
自分の心の中に抱えている人に、
強く言いたいことがあるんですよ。僕。

強く言いたいことを説明するために、
8年ほど時間をさかのぼりたいと思います。

回りくどくてすいません。
読み直していて、本当思います。。。

あなたは悪くない。と連呼されて。

(8年前の僕)
早朝、先輩的なメンターに呼び出されて、
お互いの家の中間の距離にある
フレッシュネスバーガーに行きました。

僕はミントの効いた、
なんちゃらスカッシュを注文して、
メンターはポテトフライを注文しました。

色んな話の中で、

僕が、

  • 両親の期待に応えられていないこと
  • 小さい頃、描いていた人生と違っていること
  • 同年代の友人と比べて収入が低いこと
  • 来月の生活の安定がなくて心配なこと
  • そもそも、自分の能力を心配していること
  • 根底で「人を信じられていない」ということ

など、話の端々に、
自分に対する許せない部分が出てきました。

その中でも、
もっとも強く自分の中にあった葛藤がこれでした。

「お金持ちじゃなくてごめんなさい。」

そこから紐付いて、
色々なことに、
処理できない罪悪感を張り巡らせては、
自分を責めることで成立させていた時期でした。

そんな僕に、
先輩的なメンターがとった行動がこれです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんはさ、悪くないよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]うん、うん、ありがとうございまスっ(とういか、めっちゃ、朝はやいっすね。)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんはさ、悪くないよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]はいっ、そう思います!ありがとうございます![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]いや、悪くないって思えてる?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]ん?はい!思えてると思います![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃん、今、話してたこととか含めて、高井ちゃん悪くないよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]あーはい、(なんかカウンセリング始まったぞ。これ )[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]・・・(目線)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”](なんすか?)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くないよね?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]はぁ(早く受け入れた方がいいやつだこれ。)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]はい、OKッス[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くないよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]はい。。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]!?!?(奥の方を打たれた感)[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]止めてください。ちょっと、、[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くない。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]涙。。。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”sisho_01.gif” name=”メンター”]高井ちゃんは悪くないよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]はい、なんだかよく分かりませんが、、[/speech_bubble]

ここから先は、全身に力を入れて泣いて、
涙が止まりませんでした。

何か、いつの間にか勝手に背負った大きな荷物を、
ドサッと下ろしたような。そんな気持ちになりました。

なんだったんだろうあれ。
と思いつつ、

後にこれだったんだ。
というのが分かりました。

グッドウィルハンティングという映画

僕は好きな映画は何度も見るたちなのですが、
度が過ぎて20回以上は見ている映画があります。

その映画が「グッドウィルハンティング」です。

この映画を何度も見ているうちに、
あれ?これ?あれじゃない?
僕がやってもらったあれじゃない?ってシーンがありました。

よかったら、
こちらの動画を御覧ください。

そうなんです。
僕は、カウンセリングをしてもらっていたのです。

どーりでどーりで、
全身に力を入れて泣いてスッキリして、
そこから人生が楽に展開したのかと。

今ならそんな感じで振り返れます。

ドロップアウターは悪くない(僕が言いたいこと。)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”takai_logo6.jpg” name=”高井ちゃん”]あなたは悪くない[/speech_bubble]

これが僕のいいたいことなんですが、
一度、社会や人生のレールから脱線したドロップアウターって、
別に何か悪い事したわけじゃないと思うんです。

だけど、
自分や誰かの期待に応えられなかったことについて、
自分を卑下しているところがあると思うんです。

それって、いらなくない?
っていうのが、僕が言いたい事なのだと思います。

あなたは、誰かを不幸にしたかったわけじゃない。
ただ、そうなってしまっただけだし、

そう決めた時、
あなたは、あなたを大切にしたいだけだったんじゃないか。

それだけなんじゃないか。
そう思うのです。

僕は特に、

  • ニート
  • 引きこもり
  • 経営者
  • リーダー

「孤独」に敏感で、
この人たちを「あなたは悪くない。」というメッセージを通じて、
癒したいという気持ちが強いです。

そして、活躍してほしいと思っているのだと思います。

「悪い人なんて一人もいないじゃないか。」

それが、僕が信じる世界や社会を
象徴する言葉なのだと思います。

どうやって表現していくのか?

その手段として、
僕は「小商い(こあきない)」を立ち上げていきたいと思っています。

基本的な形はこんな感じです。

  • 3人1組
  • 一人あたりに月収が30万円〜50万円はいるビジネス
  • インターネットで完結する仕事 or 使命とも感じるやりたいこと
  • 1年頑張ると形になるレベルの事業

これを一緒にやることで、

いつの間にか失ってしまった自信と、
本音で繋がっていける仲間を、
手に入れてもらいたいと思っています。

僕が、中野照明商店というネットショップを、
じゅんくんといくちゃんと立ち上げた時に、

これで生活をしていけるという感覚と共に手に入れた自信と、
一緒に住んで、何度も話し合って繋がった仲間を、
あの頃の僕と同じように手に入れてもらいたい。

と思っているのだと思います。

その結果、

どこか負けている感を持っていたり、
斜め上から社会を見ているような人が、

一人の人間として、
堂々と素直に、

やりたいことをどんどん実現している。
そんな風になっている姿をたくさん見たいと思っています。

千年先の風景

僕が好きな歌の歌詞に、
「千年先の風景と声を君と見ていた」というフレーズがあるのですが、

千年先とは言わず、
30年後くらいの風景として、
こんな感じの出来事が起こってくれたら嬉しいなと思っています。


もともと、
自分自身に満足していなかったような人が、
自信を持って仲間と超幸せにビジネスをしていて、
次々と「小商い」を起こしては、仲間を増やしている。


小さい事業の立ち上げがなかなか上手く行かなかった人が、
僕らにつながって、モチベーションが途切れないようになって、
何かのコツを掴んで立ち上げ上手になって、

次に立ち上げをしたい人とどんどん組んで、
かつての自分と同じような人を、どんどん自由にしている。


鬱っぽくて、引きこもりの人が、
家から出ることなく、インターネットビジネスの一役担い、
堂々と月収50万円を安定的に手に入れて、

大好きな趣味に誰に引け目を感じることなく没頭している。

そして、僕がTwitterで調子にのった発言をすると、
一言二言でこかしてくる。


ニートが30手前であせりだしたころ、
たまたま、沖縄合宿を見かけて、
「しょうがないから行ってやるか。」
と重い腰を上げて、まかり間違って、
参加して頑張った事業が軌道に乗って、
心配で小言がうるさいを親を黙らせたり、

そして、その後、えげつない感謝を感じて、
ブランド物とかをプレゼントしたり。


自分は力があるはずなのに、
なぜか上手く行かない。
経験を積むことなく、未だアルバイト。。
このままじゃまずい。

こんな焦りを持っている人が、
すでに上手くいっている経営者と組むことができて、
ある種、棚ぼた儲けもんで成功してみたり、

その後、苦労しつつも、
自分自身でも立ち上げる力を身につけて人生を謳歌している。


経済的なことが不安で、
大好きな彼女にプロポーズができない男性が、
自分自身で儲けることができたという自信から、

改めて、この人を守っていく準備ができたと感じ、
極めてロマンチックなプロポーズをしている。


そのうち、そういう仲間たちに子どもができはじめて、
シュタイナーとか、さくらさくらんぼとか、インターナショナルだとか、
色々と談義しつつ、そういう話を肴にお酒飲んで笑って、

今は、どんなことに興味があって、
何をクリアしようとしているのかとか、
そういうことを話していたり。

そういう感じの人たちが、
寄ってたかって集まって、
やんややんや、語り合っている。


そんなコミュニティの中で生きていきたいな。
と思います。

それが、僕の、ロマンチックな千年先の風景と声なのかなと。

僕なりの「そのままでいいのでは?」とは。

  • 学歴?
  • シングルマザー?
  • 悪いことしちゃったことある?
  • コンプレックスがある?
  • うつで会社やめちゃった?
  • 約束やぶちゃった?
  • 能力ないし。。
  • 外見自信ないし。。
  • ずっとダメだったし。。

そういうのはそのままでいいから。
とにかく、

一緒に経済活動をやってみて、
生活を整えるところをやりましょうよ。

それで、たぶん、
その過程で、僕の言うところの、
自信とか、仲間が手に入ると思うのです。

手に入るようにやるのが大切だと思うのです。

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この記事を書いた人

最後まで、お読み頂きありがとうございます!
また、次回も頑張って書きますのでよろしくお願いします♪

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